相変わらず空を見たまま


私も

猛の横顔から空へ視線を返した



「なに?頼みって」


ふぅ〜っと大きな溜息のあとに


「俺のダチがさ、おまえの事好きで…紹介してくれって頼まれた。だから、会ってくれない?」


って…


そんなの無理だし


だって…本当は