意地悪王子と天然彼女




『…海…寮に逃げよう。』


あたしはコショコショ話で海に言った。


…が、しかし……


「いいじゃん、別に。みんなに言えば。」


『えっ!?何で!?秘密にするんじゃなかったの?』


「そのつもりだったけどもうやめた。」


はぁぁぁぁ!!!!


『何で……?』


「だって美亜との事…わざわざ隠したくねぇし…。」