『もうっ…海のバーカ!』


あー、スッキリした。

しかもどこかに海行っちゃったし言っても気づかないでしょ。


が、しかし急に教室のドアが開いて、海が柱に寄りかかっていた。


「誰がバカだって?」


こっちに近づいてくる!

嘘っ!!!!

どうしよー…



「俺にそんな事言えるなんて良い度胸だね。美亜ちゃん♪」


えっと……

完全に裏王子様になってるよ……。