意地悪王子と天然彼女




「そ。なら…良いんだけど?」


『……あの…じゃあたしはこれで…。』


そう言って帰ろうとした。


パシッ…。


『え…?』


後ろを振り向くと綾瀬先輩があたしの腕を掴んでいた。


「…美亜ちゃんさ…。俺の噂知らない?」


『へっ?知らないですけど…。』


何の事だろう?

噂って…。


「そっか!あとさこれ俺のメアド。」


そう言って渡された紙。


『……え…。』


「いつでも連絡して?」


『あ…はい…。』


何でこんなもの…。


「じゃねー!」


手を振っている先輩。