意地悪王子と天然彼女




『お、お久しぶりです…。』


笑顔で言ったけど多分…引きつってたと思う。


「元気だった?」


綾瀬先輩は自分の買ったコーヒーを飲みながら話している。


『あ、はい…。』


「そっか!それは良かった!!あ、そういえば今日海君は?」


い、いきなりその話…ですか…。


『えっと今日は一緒じゃないです…。』


「え、もしかして喧嘩だったり…??」


興味津津に聞いて来る。


『え…そんな事は…』


「美亜ちゃん分かりやすいーー!!」


……やっぱりこの人苦手だ……。


「うーん…大丈夫?」


『あ、大丈夫です。』


もう…早く帰りたいんだけど…。

しかも海にも前“あいつには近付くな!”って言われたし…。