意地悪王子と天然彼女




『………えっ…?』


「だってあんなにラブラブだった二人だよ?」


あたしの目をじっと見て話す。


「そんな二人をそんな事で壊すことはないよ。」


『……梨麻…?』


「もし、そこで海君が本当に美亜を捨てたんだとしたら…」


『…………』


「私が許さない!!」


梨麻の力強い言葉で涙は止まる。


「ねっ?美亜!私を誰だと思ってるの?」


ニコニコしてあたしに笑い掛ける。


『そうだね!梨麻。だもんね!』


あたしもその笑顔に答える。


「そう!美亜は笑顔が一番!」


『うぅ…梨麻ぁ……。』


思いっきり梨麻に抱きつく。


「うんうん!」


…梨麻に…相談して良かったな。