意地悪王子と天然彼女




先生が出て行って皆席を移動する。


そしてあたしは自分の席を移動しようと自分の席へ行く。


『海…話が』


ちょうど準備していた海に声を掛けたがそのまま新しい席に行ってしまった。


『……どうしよう…かな……』


あたしも新しい席へ向かう。


「おっ!これからよろしくねー。」


新しく隣になった男の子は少しチャラい感じの人だった。


『……よろしくね…』


小さく微笑む。


そして海の方へ目をやると…


「えーでも海君って意外とクールな感じかと思ったけど全然違うねー!!」


隣の女の子が海に話しかけながらペタペタ海に触っている。


あの滅多に女の子と話さない海が…仲良く楽しそうに話している。


『……あたしはもう…必要ないんだ…。』


…はあー……

格好良いなんて言わなければこんな事にも…ならなかったかな…?