意地悪王子と天然彼女




『……いいよ…。…しよ?』


「…じゃ俺目瞑って待ってるから。」


そう言って海が静かに目を瞑る。


このゴンドラが一番上に行くまであと…少し…。

どんどんその時が近づいて来る。


そして一番上に来た時、


『……ん…。』


静かに海に唇をあてた。


が、しかし…すぐ立場も逆転してしまう。


『…んっ!……あっ…。』


「そんなに感じちゃって……ここ一応ゴンドラの中だからな?」


サラッとそんな事を言う。


『…知って…るよ…そんな事…んっ…。』


先程から激しいキスばかりしてくる。

体力が持たない……。


「あっ隣見てみ?」


そう海に言われて隣に目を向ける。