意地悪王子と天然彼女




「では、楽しんできて下さーい!」


定員の人がそう言って手を振る。


『………』


まさか二人きりだったなんて……。

四人で入るかと思った…。


『……ねぇ……。』


「あ?」


『…なんか…話してよ……。』


「は…?俺が……!?」


『うん……。』


「…話すって言ったって何をだよ…?」


…何をって………。


『何でも良いよ…。』


「何でも良いって……っ!」


その時何故か海が一瞬笑った。