意地悪王子と天然彼女




「目瞑んねぇの?」


『え……あっ…。』


あたしはそっと静かに…目を閉じた。


だけど降って来たのはキスではなく…


『…痛っ!!』


驚いて目を開ける。


「今日はここまでね。だって美亜ドキドキして死ぬだろ?」


意地悪く笑っている。

海にされたのは…デコピン…。


『死なないよ!もー…何様??』


「俺様。」


『……っ……。』


「あっお前の準備は長えんだから今のうちから準備しとけよ。」


『いっ今から!?』


「今から。じゃあな」


そうして海は自分の部屋へ戻って行ってしまった。


もう…ビックリするじゃん……。

ドキドキして死んだりなんかしないもん…。


そう心で呟いていた。