意地悪王子と天然彼女




『…はぁ……梨麻探してたらとんでもない事になっちゃった……』


あぁもう…結構急いだから疲れちゃった……。


「…美亜どうしたの?そんなに焦って…」


『あっ梨麻…良かった…見つかって。探したんだよ…。』


「ごめんね…龍探してたら時間掛っちゃった…」


「あっそれで…?急いで来た用事は?」


あっそうだった……


『海に聞いたらOKだったから伝えに来たんだ…。』


「よし、海君の許可も出た事だし…早速今日は2人で久しぶりの買い物でもしようか!」


『うん!そうだね…しばらく行ってないもんね…。あっでも外出は禁止じゃ…』


「大丈夫大丈夫!!私がおじいちゃんに頼んで少しだけ外出許可頂いて来るから!その間美亜は着替えて待っててねー」


心配しないで、と梨麻があたしに笑いかけて走って行った。


梨麻のおじいちゃんはこの紅葉学園の理事長で何かと迷惑を掛けてしまうが優しくてあたしでも安心でき、信頼できる人。