─昼休み

南「ちょっと図書室!」

麻「……ハイハイ」

私は図書室へダッシュした



ガラガラ〜

暁「おせ〜」

南「ぅっさい」

暁「……あんさ」

南「ん??」

暁「……」

沈黙ですかー!?
何か喋ってよ〜

南「暁斗??」

暁「凌馬の事好き??」

南「好きじゃないよ!?」

暁「ふ〜ん」

南「何で??」

暁「…何でだろうな」

南「何それ(笑)」

暁「うるせぇ」

今が言うチャンスだよね??
今なら言える気がする

南「暁斗!!」

暁「ん〜??」

南「…キ…」

暁「あぁ??」

南「…ス…キ」

暁「…………」

言っちゃった…
フラれそう…

暁「よかったぁ〜」

南「え??」

暁「南流…俺も好きだ」

好きだ…
その言葉を言われた途端に私は涙がでた…

南「ぅわ〜ん」

叶うはずのない恋がたった一言で叶うなら私はもっと勇気を出して言えばよかった…と思った