「本当ですよ。カプセルくらいで駄々こねやがって」
「ね?」
「ね? じゃねぇよ! 薬は嫌だっ!」
「んー? 先生の息子は薫君の一個下だけどちゃんと薬飲むよー? カプセルも、粉薬も、シロップも」
「俺より一個下なのにシロップ飲むの!?」
「ごめん、シロップは嘘。でも粉薬もカプセルもちゃんと飲めるよ」
「う……」
「嫌だな〜薫君って情けないな〜」
「分かったよ! 飲むよ! 飲めば良いんだろっ!」
「さすが、先生は扱いに慣れていらっしゃいますね」
先生はくすっと笑い、
「そりゃいつも小さい子ばっか見てますから。それにもう一人の薫くんの2つ上の息子が小さい頃薫くんそっくりだったから……」
「ね?」
「ね? じゃねぇよ! 薬は嫌だっ!」
「んー? 先生の息子は薫君の一個下だけどちゃんと薬飲むよー? カプセルも、粉薬も、シロップも」
「俺より一個下なのにシロップ飲むの!?」
「ごめん、シロップは嘘。でも粉薬もカプセルもちゃんと飲めるよ」
「う……」
「嫌だな〜薫君って情けないな〜」
「分かったよ! 飲むよ! 飲めば良いんだろっ!」
「さすが、先生は扱いに慣れていらっしゃいますね」
先生はくすっと笑い、
「そりゃいつも小さい子ばっか見てますから。それにもう一人の薫くんの2つ上の息子が小さい頃薫くんそっくりだったから……」


