さぁ、跪いて快楽を乞え!

「私など嫌いだ。と本人に向かって叫んだのはどこの馬鹿です?」

主人が来るまでに終わらせておいた仕事をマウス一つでUSBカードに保存する。
さて、後に残るは最大のお仕事。
「主人を寝かしつける」

「さぁ、そんなやつ知らないな」

「そうですか。ではさっさと自分の部屋へ戻りなさい」

椅子をくるり、と回転させ主人の方を向く。
おや、スエットにVネック姿と、完全なるおやすみ姿でしたか。

「だから今日はお前と寝てやる」

「上からものを言われるのは大嫌いです。苛つきます。たとえそれが貴方であろうと」

「お前は俺の執事だろう」