さぁ、跪いて快楽を乞え!

「熱は下がりましたよね?」

その距離は変わらずに薫に問いかける。

「下がったけど……お前が笑顔って嫌な予感がするな。寒気がするっ!」

「でしたら温めなければなりませんね」

そう言うと橘は笑顔のまま、薫のロンTの中に手を滑り込ませた。

「ちょ何す……あっ」

「寒いんでしょう? 自分で仰っていたじゃないですか。人肌で温めるのが一番なんですよね?」

「それは、熱の時だけっ……んっ、やめろっ!」

「そう言いながら顔が紅潮してきていますよ? 嬉しいんでしょう?」

クスクスと笑いながら、上半身を撫で続ける。薫の頬は紅く染まり、艶やかな吐息が口から洩れる。

「嬉しく、なんか、んぅっ」