さぁ、跪いて快楽を乞え!

モゾモゾと体勢を変え、薫と向き合う形になる。薫の指が私の眼鏡にかかったかと思ったら、眼鏡を取り上げられた。

「何するんですか」

「眼鏡なんか掛けてたら寝られないだろ?」

「寝ないので安心してください。眼鏡が無いと何も見えません。返しなさい」

「寿は近視だよな? 近くが見えていれば良いだろ」

そう言いながら薫は、眼鏡を薫側のナイトテーブルに置いた。

「遠くを見たい時もあるんです」

「見なくて良い。一緒に寝れば良いだろ?」

「ですから、この時間帯では寝れませ……て薫、近いです」

胸板に飛び付く形で薫が近付く。

「良いじゃん。こっちの方が温かいし」