さぁ、跪いて快楽を乞え!

「私は抱き枕ではありません。それに仕事中なのですよ?」

「さっき保存してただろ?」

そう言われて起動時の画面のままのパソコンを見て先程の自分を恨む。何故あそこで保存してしまったのだ……浅はかだったな。

「スーツが皺になってしまいますし、薫は風邪をひいているでしょう」

「スーツなんか気にするな。昔は人肌で温まるのが一番の治療法だったとか」

「嘘はよしなさい」

「じゃあ、寿が来るまで寝ない」

「頭がワックスでガチガチなので寝れません。一人で寝てください」

「ワックスなんて落とせば良いだろう。毎日毎日オールバックだなんて髪も飽き飽きしているだろうし」