さぁ、跪いて快楽を乞え!

パソコンに向かってキーをタイプしていると、控えめな音でノックが鳴り響いた。……メイドか。何の用だろうか? 洗濯物も、食器も片しておいたから仕事は無いはずだが……掃除か?

そんな考えがぐるぐると巡っていると、メイドの声が扉の向こうから聞こえる。

「橘さん、よろしいでしょうか」

「えぇ、構いませんよ」

そう答えながら、いざ掃除に駆り出されても構わないように、先程まで行っていた仕事をUSBに保存する。

扉のノブが音を立て、メイドの後ろから、スエットを着た薫がひょっこりと顔を出した。

「は……?」