あの人が好きで。



「優亜・・・。」



聡が病室で横になっているアタシに話しかける。


病室には誰もいなぃ。



「優亜、」



「聡・・・。アタシ、もうどうすればいいのかな。」



「・・・。」



「アタシ・・・こんな・・・。」




涙が出た。


苦しくって、悲しくって。



それは、もしかしたら聡がどこかにいってしまう気がしたから。



きっとアタシはこれから車椅子の生活。


こんなめんどくさい彼女なんていやだろう。



本当に不安だった。



けど、聡はアタシの手をぎゅっと握った。