あの人が好きで。




ピーンポーン・・・。




「ん・・・。」



すっかり熟睡していた。


今はPM3時。どんだけ寝てたんだ・・・、アタシ。



そうだそうだ、インターホンなってた。




「はぃッッ!」



そういいながらドアを開けた。






「・・・優亜。」




少し、暗い声。


でもその声はすぐに分かったんだ。


「・・・聡・・・。」



「優亜、俺・・・。」



アタシは、また涙が出そうになったか、ドアを閉めようとした。

でも、聡の手によって止められた。



「俺・・・優亜とこのままは嫌なんだよ・・・。」



「聡ッ・・・。」




聡の目は泣きそうだった。


格好も、スウェット。

会社、休んだのかな。



「聡ぃッ・・・ごめんねっッ・・・!浮気なんてしてないのッ・・・。聡のこと、大好きなんだよ??」



「優亜・・・。」



アタシと聡は抱き合った。


聡の久しぶりの胸の中。温かくて、大きい。




「聡・・・好きだよ。」



「優亜、俺も。」





アタシたちは結局、別れない運命なんだね。

それには感謝だよ。


神様、ありがとう。