あの人が好きで。





目が覚めると、ソコは病院。



「ん・・・。」



「優亜ッッ!大丈夫かッッ!」



「さ・・・聡?」



アタシは横にいた聡に気づく。


アタシ、どうしてこんなトコにいるんだろう?


何も分からない。



「優亜、お前、いきなり飛び出して、俺が追いかけていったら、突然倒れたんだぞ!」



「アタシ・・・倒れたの?」



びっくりだった。


だってアタシ、いつも健康だもん。

こんな事、初めてだし・・・。



「先生は、心の問題だと・・・。」



「え・・・?心?」


「もしかして・・・七海?」



「・・・。」



アタシは黙り込んでしまった。


だって、七海さんのことはものすごく嫌だった。

なんで聡の元カノと会わなきゃいけないの?


今はアタシが聡の彼女なんだもん。



「ごめんな。」



「ううん・・・。」



「優亜・・・、俺はお前だけだよ。」





聡の言葉を聞いてほっとした。