あの人が好きで。






「じゃぁ、まずゎ、近づくとこからだねッッ!」


椎菜さんがいきなり大きな声を出した。


「ち、近づく・・・?」


「メールだょ★やっぱ今ドキでいかないとねっっ★」


「でも、メアド持ってないし・・・。」



「そんなのいくらでも教えてあげるよッッ(笑)」



椎菜さんはものすごい勢いでメールを打っていた。


その5分後。



「よっし!ほら、優亜ちゃん、メアドいいって★」



「ホントですかッッ?!」


「ほら、これ!」


見せられたのは、椎菜さんに届いたメール。





FROM 聡兄

『別にいいよ。俺も優亜の知りたかったし。このことは言うなよ。』




そのメールを見て、アタシはおかしいと思った。


だって、なんでこのことは言うなよ。なの??



「も~優亜ちゃんってば、鈍感ッッ❤聡兄も気があるんだよッ★」





・・・はぁぁぁぁぁあああッッ?!


あ、網谷さんがアタシに気がある?!


ウソ、ウソ。


ありえないし。