昼下がりのキャンバス。

柔らかな陽射しと、肌を優しく撫でるそよ風。

視線を下ろせば、寄り添うように肩に頭を預けて、スヤスヤと寝息を立てるモカ。


誰にも邪魔されず、モカを一人占めできるこの時間は、穏やかで、安らぎに包まれていて。


この上ない幸せを感じる―――