私、嘘彼女。


「悠斗…」

「橋本?」

「あたし…悠斗のこと……好きみたい………。わかんないけど………好きみたい…………………」

「俺も好き」

「へ?」

「俺、橋本のこと好き。…でもお前を彼女にすることはできない」

な…んで………?

「彼女がいるから…。」

「彼女いるの…?」

「遠距離だけど。ごめん橋本。すごい好きなのに彼女にできないことが毎日辛かった」

「彼女いるのにごめん。…この気持ち捨てる。だから遠距離恋愛頑張って」

「俺…橋本のこと…友達として好きでいていい?」

「もちろん。悠斗、明日公園で缶蹴りだから!」

「ばっかじゃねーの」





二人でいっぱい笑った

友達以上の関係にはなれなかったけど

いい友達


今も友達として好きだよ

悠斗。












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