「では、新しく出来たものなんでしょう。


それじゃあ、私が知らなくってもしょうがないね。いただきます!」




自分で納得してサラはみそ汁に手を付ける。




「うーん、日本って和みますねぇ~。」



それは良かった。



でも、私の箸は止まったまま。





「そんな怖い顔してちゃ美味しい料理もまずく感じちゃいますよ?」



サラが優しくほほ笑む。




「私もこの世界に来て"メイドの仕事をやりなさい"と言われたとき



正直、戸惑いました。」



サラはみそ汁が入ったお椀を置く。