カルロスはサバイバルナイフをしまい、持っていたハンカチで止血をする。 「お怪我はありませんか?」 「大丈夫・・・」 僕は立ちあがって、手に付いた血をズボンに擦り付けた。 僕が死んだら泣くといったら 一番最初に思い浮かぶのは父さんだ。 そして・・・ 「カルロス」 「はい?」 退散しようとするカルロスの名を呼んだ。 「ありがとう」 「いえ」 彼は静かに笑みを見せて部屋を出て行った。 嵐が去り、また普通の日常に戻される。 でも、それが僕の刺激となるならば・・・