私は一番に佳兄に会いたくて、 すぐに外に飛び出した。 外は、肌寒いことも忘れて。 「佳兄!!!!!!!」 私は車の後部座席の扉が開いたと同時に車に駆け寄った。 車から出てきたのは、 愛しい愛しい、 佳兄… 「紗耶!!?? 久しぶりだなっ!」 佳兄は、私の大好きな優しい声で、 私を呼んだ。 また、背、 伸びたかな? 「うん。 久しぶりだね。 背、伸びたね!」