さっき佳兄とキスしたんだって考えると恥ずかしくて顔が熱くなる。
「んー?
別にどうもしてない。
紗耶が可愛いから、つい。」
佳兄の、心臓の音が聞こえた。
速く動いてる。
そして、私の心臓も、佳兄の言った言葉で早くなる。
「あ…佳、にぃ??」
いきなり佳兄が起き上ったから、びっくりしちゃった。。
本当、どうしちゃったんだろう。。?
佳兄もだけど、私も……
佳兄は、男の子、じゃなくて、
従兄、なのに…
きっと、彼女とかもいるんだろうな。
子供な私とは違うんだろうな。
「!!!」
佳兄が俯いて、私が頭の上に?を出していたら、
急に佳兄は私を押し倒した。
優しく、ゆっくり寝転ばせてくれたから、
背中はうたなかったけど。