「ナナギちゃん?行くよ?」 少し離れた所から不思議そうにあたしを見るミズキに慌てて部屋を出た瞬間、しまったと思った。 ミズキと同じ白いコートみたいなのをきたイカツイお兄さん達がこれでもかって位、あたしを見てる。 ミズキと一緒に出れば良かった。 そしたらまだこんなに見られる事もなかったかもしれない。