「ねー凌チャンさん?」 「ん? なに?」 「なんでもねー♪」 イヒヒって、いたずらっ子みたいに笑ったのん。 もう。 可愛いんだから。 「のん。明日から一緒にご飯食べよ? 教室に迎え行ってあげる!」 ちょっとのんの顔が曇った。 「イヤ?」 「ん?イヤじゃないよー。 ただね、うちのクラスには、ボ…福原詩織いるよ?」 あ、そっか。 同じクラスだもんね。