「のーん♪」 「はい?」 「なんでもなーい♪」 不思議そうに首をかしげるのんが可愛くて、俺は、『絶対この子を守るんだ』って、『この笑顔を壊させないんだ』って、 今日会ったばっかりなのに、そう思ったんだ。 興味がある、なんてそんなんじゃなかった。 俺はきっとのんに一目惚れしたんだ。 そして本能のままに告白しましたってか。 参ったね。 自分ですら恋してることに気付いてなかったのに、のんに告ってただなんて、どれだけ必死なのよ俺。