トイレを出たところにボスが待機していた。 あたしが無傷で出てきたことに驚いている。 「…な、んで??」 『どうかした??福原さん。 ビックリした顔して。』 「あ、いや……」 『…自分だけ傍観なんて、良い御身分ですこと。 言っとくけど、あたし、あんたに何されても負けるつもり無いから。 まぁ、あんたの頭じゃあたしを泣かす方法なんて思い付かないだろうけど。』 「なッ………!!」 怒りに顔を歪めるボスに ニッコリ 笑いかけ、教室へ足を進める。 ニッシッシ♪ 参ったかーー!!!