引き下がらせるため、教室に行きジャージを見せることにした。 大人しく教室まで付いてくる奴。 『ほら、ちゃんと自分のが…………ない?』 開けたロッカーの中には教科書の山のみ。 ジャージの姿はどこへやら…… 『昨日持って帰ったんだった……』 体育あったしね…… 奴をみると、妖しくニヤッと笑っている。 「……ん。」 ボスッと被せられるジャージ。 『…汗臭せー』 「…うるせーよ。」 体育だったんかな?? 「あれ??希美と…白井??」 あ、圭介クンだ。