誰もいない生物実験室。 準備室に続く扉はここにしかないので、必然的に生物実験室を通り抜けることになる。 得体の知れない標本の前を通り、もう一枚扉を抜けた先にある奥の準備室へ。 ーーガチャ 棚の上にホルマリン漬けが並んでる。 あぁ、ネズミさんが… うぇ。あのグロテスクな手足、気持ち悪い質感、あれはもしやするとカエルさんではないか? …スリッパ、探しましょうかね。 ーーカチャン …………ん?