眠くなってきたあたしは、ダメだダメだと自分に言い聞かせていたものの、ヨッシーに寄りかかってしまった。


あったかい…。そう感じる前に、なぜか懐かしいと感じた。


自分でもわからないけど、別に高校で会うまえに会ったかなんかはしらないけど、別にヨッシーは好きじゃないけど…なぜかそう感じた。

「せ、先輩?」


…!

いけないいけない…自分の世界に入り込んでしまった…


「あ、ごめん…」

そう言い、立ち上がろうとすると


くらっ

「危ない!」


よろけて倒れそうになったところをヨッシーに助けてもらった。


「義則?」


やばっ

「なに?」

「そこにいるの?ちょっときて!」


ヨッシーは困ったようだった。

「もう平気だよ。ありがと」

「いいんですか?」

「うん。じゃ、あたし寝るね。ま、あと3時間くらいしか寝れないと思うけど」

「そうですか……おやすみなさい」


ヨッシーはそう言って、部屋の中に入っていった…


ヨッシーのご両親の巻き添えをくらわないことを祈る……。