あたしはいつもの元気を取り戻し、葵先輩に聞いた。


「葵先輩、明日何時ですか!?」


―え?…12時だけど??

「わかりました!授業サボってでも見送りきます!!」


―またお前は…でも、ありがとう!


ピッ


電話を切り、あたしは猛スピードで前原先輩に葵先輩のことをメールした。