交換日記

「ぷっはぁ………熱い熱い熱いっ!!ミズキテメェ、どんな神経してんだよ!っつうかこの茶、どんな煎れ方したらこんなに熱くなんだよ!喉を通っても腹の底から熱ぃよ!!」
久藤巧は今までに無いほど顔を赤くしている。茹でたてのタコのようだ。
その久藤巧とは裏腹に、相澤瑞希は涼しげな顔をしている。
「普通に…家のポットが沸かしたお湯で煎れたよ。それに煎れたてなんだから熱くて当然だって!」
流れ出る汗を拭いながら、久藤巧は改めて相澤瑞希に呆れていた。
「オマエって、たまに神経可笑しいよな…」