「何分経っても?2人抱き合ってるし?」
「っ//」




千尋が意地悪く微笑む…悪魔だ!




「だから仕方なく…な?猛」
「そうそう」





あたしは恥ずかしくて
まさの後ろに隠れた。




「唯伊ちゃん照れてんの?」





千尋があたしの顔を覗き込む。




「近づくな」
「いいじゃん!」
「ダメだって」
「まさのケチ!」





そんなやり取りしないで//
余計恥ずかしいよ///



ギュッとまさのYシャツを掴んだ。




するとまさの手が
そっと包んでくれた。




まさを好きになってよかった…。
後悔しないでよかった。