四年前、あの日も皆で花火をやっていた。 リマとチアキと俺の三人で楽しそうに笑っていた。 リマと居ると毎日が新鮮でドキドキした。 リマが隣に居るだけで心臓の音が聞こえてしまう程に。 多分、俺は生まれた時からリマに恋をしていたんだと思う。 一生分の恋を。 でも、リマを想えば想う程に怖くなって。 俺なんかがリマを好きでいて良いのか、 そう思うようになった。 何もしていないのに、何故か罪悪感でいっぱいになった。 平等に実像として見えていた全てのものや人間が気付いたら虚像になっていた…―――。