煙草の煙が周りに広がる。 「別に変ではないだろ」 「いつも思うだよね。俺は何で女を抱くんだろうとか何でこんな人生なんだろうとか」 「相変わらず難しいことばっか考えてんのな。それで良いんじゃねえの?お前はまだまだ子どもなんだから。所詮世間を知らない十八歳だろ」 「確実に貶してるでしょ」 「正論を言ったんだよ」 やっぱりチルハは大人だなあと今更ながらに思ってしまう。 なんていうか、存在自体か「大人」っていうか…。