「純粋」なんて俺はとうの昔に捨てた。 「チヒロ、童貞捨てたのいつだっけ?」 「中二」 「そうだったっけ?」 童貞を捨てたのはあの日。 相手は円果。 お互い愛のない行為だった。 ただ性欲があったせいか身体だけは確かに求め合った。 それから俺は狂い始めた。 毎日のように女を抱く。毎日のように吐き気に襲われる。それでもまた抱く。 その繰り返しだ。