正直、俺は母さんが少し苦手だ。 血の繋がった正真正銘の母親だけれど、どこか違うところがあるというか。 母さんが俺たちを溺愛し過ぎている所為でもあるんだけど。 父さんと母さんのどちらと話しやすいかと聞かれたら間違いなく父さんだ。 そんな事を考えながら俺は自室に入った。 鞄を机の上においてベッドに転がる。 「…疲れた」 何かをした訳ではないけれど日常生活に疲れる。 あ、腹減ったかも。