シークレットラプソディ

その時俺は
躪の心の深い闇をさっした

俺と同じにおいがした…

そんな君に俺は興味をもったんだ


「お前…名前は?
何でそんな事を聞く…?」


すると君は
首につけられた鎖をジャラリとならしながら
ベッドの縁に座って

「私は躪…
ねぇ、私を殺してちょうだい」

そう答えた

「何故殺して欲しいんだ?」

「私は人を殺したから…」

「罪滅ぼしってか…」


「だったら俺は何万回も殺されなきゃいけないな」

「え?…」

「でも、俺は死なない
人の命奪ったぶん苦しみながら生きなきゃなんないんだ
それが俺なりの罪滅ぼし」

「あなた…強いのね…」

「ふっ…どうだろうな…」

「私は…」

する君はいきなり黙った…

「どうした…?」