【躪】 目の前が一瞬で赤く染まった 頬をつたう滑り気のある生暖かいもの―― 目の前には無惨に横たわる死体… 私はこの手で人を殺した… どうしようもない恐怖と後悔、罪悪感… 尋常じゃないほど震えるからだ… そのうち だんだんと意識が遠のいていくのがわかった どこからか 私を呼ぶ声が聞こえたが 私はどんどん暗い闇の中に吸い込まれていった するといきなり 闇の中から話し声と 写真のような光景が フラッシュバックのように 次々と浮かんできた――