「るり?」
「あっはい。えっと、あやと先輩です。匡には悪いけど、やっぱり自分の学校に勝ってほしいし。」
「そっか。ありがとう。」

そう言われてあやと先輩に頭をポンポンとされた。

顔が熱くなったのがわかる。

「じゃあ帰りますね。」
「もう暗いから送ってくよ?」
「本当ですか?じゃあお言葉に甘えて・・・。ありがとうございます。」
「おう、全然いいぜ。」

そしてあやと先輩に家まで送ってもらった。