あたしの風をあなたに…

「てか当たり前じゃん。私が朝指導してあげたんだから」

「本当・・・大変な時にオレの面倒見てくれてありがとうな」

「何気持ち悪いこと言ってんの?」

いや、これは本当オレの心からの気持ち

だって彼女は学校に行ってなかったのにオレの練習のために朝早く学校に来て教えてくれた。

だからオレはここまでやっと来れたんだ
だから、もし彼女が今、困っているとしたらオレは全力で彼女を助けたい

「単刀直入で言う。澪は今の状況どう思っているんだ?」

オレの言葉に彼女は一度目を大きく開いたが、やがて元に戻り息を1つ吐いた

「もう、全部知ってるのね」

「いや、詳しくは知らないけど、今休学っていうのは聞いた」


「確かに、今私は休学中なんだ。
私転校したこと両親に言ってなくってさ。
それで両親が帰ってきてこのことがバレてもうカンカン…。
今監禁中ってわけじゃないけど両親にピアノとか教えてもらっている状態なんだあ」