「みっちゃんって大地さんと仲いいの!?」




席につくやいなや、興奮気味な矢代くんが私に問うた。



「ま…まぁ…幼なじみ、だから…」



「幼なじみっ!?まじで!?」



はい、まじです。
ごめんなさい。
こんな幼なじみで…




相変わらずキラキラな瞳の矢代くん。



「しっかし…大地さんも人間だったんだなっ!!!」




矢代くんが、そんなことを言うから私は思わず笑ってしまった。



「何それっ!人間じゃないの?」



寧ろ、大ちゃんほど人間らしい人はいないと思うけどなぁ…