「ねえだから…」 ぎゅっ 「ほんとに?」 彼の手はあたたかかった。 あたしはそれだけで理由なんかどうだっていい気がした。 バス停で降りなかったことも。 乗ったままメ-ルを開いたら彼が会いたがってた。から会っただけなのも。 どうでもよくなった。 いまこの瞬間に家族や友達やあの不良を忘れられるなら、どこでもよかったんだ…