昴くんにっこりと笑ってそう言われてしまい、返す言葉を失う。 …でも、巧くん、昴くんの荷物持った瞬間に顔しかめたんですけど。 昴くんは平気な顔で持ってたんだけど、さ。 「なに、コレ…。お前よく涼しい顔して持ってられたな。想像してたより重いんですけど。」 「大丈夫大丈夫、お前の馬鹿力なら余裕だから」 「まぁ、運べない重さじゃないけどさー…」 「毎日鍛えまくってる筋肉バカのくせに弱音吐くなよ」 「うるせー」