「…食器片付けよ。」 カチャカチャと食器の立てる音を聞きながら、私はせっせと食器を片付けていた。 …これを片付けたらお風呂に入ろうかな。 そういえば、見たいドラマは何時からだっけ。 「アヤ」 「! ゆ、きさ…、な、何ですか?」 ひとりの世界に入っていたところに、いきなり声をかけられると驚く。 持っていた食器を落としそうになった。 …なんとか落とさずに済んだからよかった。 落としたら何言われるかわかんないしね。